境内案内

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御本尊 木造地蔵菩薩立像

平安末期~鎌倉初期の作 平成3年(1991)修復

桧一木の割矧造り 像高97.5cm・腹奥16.6cm・肘張30.5cm

端正で引き締まった顔立ち、複雑かつ流れるような衣文など巧みな彫技と、表面に施された繊細で華麗な色彩と切金が特徴とされる。

慈覚大師円仁作と伝わる秘仏本尊であり、平成7年(1995)には県指定有形文化財に指定されている。

毎年1月5日と8月24日に特別開扉が行われる。

本堂(寳泉院)

享保2年(1717)建立

山号額(本堂)

比叡山延暦寺学頭総代・探題前大僧正豪恕の書

阿弥陀三尊像

鎌倉中期の作 平成4年(1992)修復


両大師御影

日本天台 宗祖伝教大師最澄

中国天台 高祖天台大師智顗


宝剣

慈覚大師円仁がこの地で祈祷護摩を修法した際に使ったと伝わる宝剣

永代供養墓

平成21年(2009)建立

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動物供養墓

平成27年(2015)建立

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いんざい七福神 福禄寿

平成2年(1990)安置

石神堂

石神大自在天祭祀

大師堂

印西大師第70番札所


不動明王三尊供養塔

明治22年(1889)建立

歌碑

歌人・横尾忠作の歌碑 平成5年(1993)建立

 「 春近き 疎林を通る 寂しさや 木々の梢は 夕焼を待つ 」

仁王門

寛政9年(1797)建立


仁王尊像

安永9年(1780)江戸新橋出雲町・梶田光雲作 平成8年(1996)修復

山号額(仁王門)

東叡山輪王寺門跡・大僧正圓朗の書

手水石

享和3年(1803)建立 願主は別所村の瞽女キヨと若者中

地蔵堂(護摩堂)

宝暦9年(1759)建立 平成8年(1996)屋根改修


地蔵堂外陣天井画

迦陵頻伽

白龍

飛天


不動三尊像

室町初期の作

奪衣婆坐像

鎌倉後期の作

鐘楼堂

天保2年(1831)建立 平成16年(2004)梵鐘新鋳

六地蔵

平成10年(1998)建立

大師堂

印西大師第20番札所

如意輪観音坐像

寛文8年(1668)建立 印西市最古の十九夜塔とされる貴重な石仏

胎蔵界大日如来坐像

寛文9年(1669)建立 時念仏との結びつきを明らかにする貴重な石仏

恵心流相傳衆供養塔

天明4年(1784)建立 恵心流五重相傳との結びつきを明らかにする貴重な供養塔


出羽三山供養塔

江戸後期建立

明治7年(1874)建立


別所の獅子舞

8月23日 地藏寺本堂(寳泉院)御宝前にて奉納

8月24日 地藏寺地蔵堂御宝前にて奉納

その由来は詳らかにされてはいないが、別所の獅子舞は約800年以上前から仏教文化として伝わり、厄除地蔵尊の信仰を中心とした祈願獅子舞として伝承されてきた。

当初は獅子頭を冠り、囃子をつけて村内を練り歩いて悪疫退散を祈願していたが、江戸時代になって猿楽や能楽等の要素を取り入れ、現在の獅子舞の形態になったとされる。江戸時代には春、夏、秋と年3回行われていたが、現在では地蔵盆である8月23日・24日の2日間で行われている。昭和41年(1966)には市指定無形民俗文化財に指定されている。